ハプスブルク家

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784816344749
  • NDC分類 288.493
  • Cコード C0022

内容説明

中世から20世紀初頭まで栄華を誇り、世界最大の王家とも言われたハプスブルク家。オーストリア地域を中心に勢力を広げ、最盛期にはヨーロッパだけでなく中南米にまで支配が及んで「陽の沈まない帝国」と謳われた。一方で、各地域の文化、風俗を尊重しながらヨーロッパの大部分を治め続けたハプスブルク家のあり方は、近年のEUによるヨーロッパ統合の動きと二重写しになり、再び脚光を浴びている。本書では、カラー写真とイラスト、図解を駆使して、ハプスブルク家の波乱の歴史と華麗な文化をわかりやすく解説。

目次

第1章 ハプスブルク家の人々(ハプスブルク家飛翔の舞台を整えた神君―ルドルフ1世;偽書「大特許状」で皇帝カール4世を翻弄―ルドルフ4世 ほか)
第2章 オーストリアよ、結婚せよ(ハプスブルク帝国はスイスの小貴族から始まった―ハプスブルク家の誕生;ヨーロッパ人にとっての「皇帝」とは?―神聖ローマ帝国と皇帝位 ほか)
第3章 ハプスブルク家のライバル(カトリックVSプロテスタント一触即発―三十年戦争前夜;宗教戦争から泥沼の国際戦争に―ドイツ三十年戦争(1) ほか)
第4章 ハプスブルク家の斜陽(ヨーロッパをナポレオン登場以前の秩序に戻す―ウィーン体制;帝国内に吹き荒れる民族独立運動の嵐―ウィーン三月革命 ほか)
第5章 華麗なるハプスブルク文化(ハプスブルク家の冬の宮殿―ホーフブルク(王宮)
マクシミリアン1世の華麗なる都―インスブルック ほか)

著者等紹介

菊池良生[キクチヨシオ]
1948年生まれ。早稲田大学大学院博士課程に学ぶ。現在、明治大学教授。専攻はオーストリア文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

viola

11
急遽ハプスブルク家の知識が必要になったので読んでみました。この図解雑学シリーズはやっぱりどれを読んでも分かりやすくていいですね~~!マリア・テレジアって女帝なんだと思っていたら、実際は違うんですね・・・。(実質女帝みたいなものだったらしいですけど)これだけ長く続き、栄えた帝国。それには各文化や風俗を尊重していたということも関係がありそうです。ますます拡大しているEUも、ハプスブルク家に見習う事が多いのだとか。2011/08/13

nizi

5
菊池良夫は神聖ローマ帝国、ハプスブルクの著書が多いため、まずこの本で予習するのがいい。ところで晩年のマリア・テレジアを老害と書いてしまっているのだが、江村洋なら絶対やってないだろうな。2024/12/16

2
図や写真が多いので楽しいし初心者の勉強には助かります。 2014/10/08

mita

2
ヨーロッパ史を勉強してみる2015/05/19

Camoth

2
歴代の有名皇帝、女性が1-2ページ完結でわかりやすく解説してあり読みやすかった。メキシコに嫁いだ姫とナポレオンに嫁いだ姫が姉妹とは思わなかったしその後を見ても人生ってむごいなと思った。2011/06/10

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