えんぴつでなぞる・CDで歌える百人一首

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  • サイズ B5判/ページ数 215p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784816344022
  • NDC分類 911.147
  • Cコード C2092

内容説明

楷書と行書でなぞれる美しいお手本。歌の語句の意味や作者の素顔、鑑賞のガイドをていねいに解説。宮中歌会始で歌われている節をCDで聴き、五線譜を見ながらやさしく歌える。

目次

秋の田のかりほの庵の苫を荒みわが衣手は露にぬれつつ(天智天皇)
春すぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山(持統天皇)
あしびきの山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとりかも寝む(柿本人麿)
田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ(山辺赤人)
奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき(猿丸大夫)
かささぎの渡せる橋におく霜の白きをみれば夜ぞふけにける(中納言家持)
天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも(安倍仲麿)
わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり(喜撰法師)
花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに(小野小町)
これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関(蝉丸)〔ほか〕

著者等紹介

青柳隆志[アオヤギタカシ]
1961年千葉県生。東京成徳大学人文学部准教授。専攻は平安文学および朗詠・披講。平成11年度第17回志田延義賞(日本歌謡学会)、平成13年度第19回田邉尚雄賞(東洋音楽学会)受賞。声優も務める。星と森披講学習会講師

岡田崇花[オカダスウカ]
本名、岡田和枝(おかだかずえ)。日本書蒼院副理事長(松戸会会長)、文部科学省認定書写検定試験千葉県審査委員、JTB新宿サロンボールペン・筆ペン講師、八柱ヨークカルチャー暮らしの書道講師なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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happytree

1
CDを聞いていると、平安貴族になった気がする。たからかに、一音一音、はっきりと声にだして歌うことは、その場に神聖な雰囲気をつくりだしたのではないかな。NHKの歌会始めは、いいところでナレーションがはいるのだが、このCDならメロディーが覚えられそう。2020/02/06

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