内容説明
この本は、マンガで描かれた構造力学の入門書です。基本中の基本といえる単純支持梁という構造に対し荷重が作用していることを想定して、その梁中の大きな力の流れを紐解き、さらに、その断面内に生じる小さな力の分布を理解し、どのような材料でどのような断面の大きさがあれば安全か…という一連の流れについて学習します。
目次
1 力とモーメント
2 力の釣り合い
3 モデルと支点反力
4 応力
5 応力計算の実践
6 応力度と歪度
7 断面の性質
8 曲げ変形と座屈現象
9 許容応力度
10 まとめ
付録
著者等紹介
渡辺宏二[ワタナベコウジ]
北海道東海大学芸術工学部くらしデザイン学科准教授。1987年東京都立大学大学院工学研究科修士課程修了後、企業勤務を経て1991年より北海道東海大学旭川校舎にて建築構造ならびに情報処理等の授業を担当する。パーソナルコンピュータ黎明期に学生時代を過ごしたこともあり、コンピュータへの関心が強く、e‐ラーニングにも積極的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。