内容説明
古代ギリシア時代から出発したともいえる心理学は、長い歴史を持っています。しかしながら、「心とは何なのか」という謎は現代でも解き明かされていません。むしろ研究が進むにつれて、ますますわからなくなっているともいえます。本書は、心理学のそのものの歴史から、現代の様々な心理学までをわかりやすく解説しています。IQ、EQや、血液型性格診断など親しみやすいテーマを多く取り入れていますので、楽しみながら読み進めることができます。不可視である「心」を研究する醍醐味と奥深さを味わってください。
目次
1 心理学とは科学か?
2 発達心理学
3 情報処理心理学
4 IQ、EQ、SQの心理学
5 学習心理学
6 人格心理学
7 欲求不満の心理学
8 対人関係の社会心理学
9 大衆社会の心理学
10 血液型性格学
著者等紹介
大村政男[オオムラマサオ]
1925年生まれ。日本大学法文学部文学科心理学専攻を経て日本大学大学院文学研究科心理学専攻(旧制)に進学。その後法務府(現:法務省)技官、東京少年鑑別所勤務。のち日本大学に戻り、助手、講師、助教授を経て1968年教授。1972年テキサス大学、カリフォルニア大学ドミンガス校にて研究に従事。1982年「顕現性不安の構造に関する研究」で文学博士(日本大学2589号)、1995年定年退職、名誉教授。日本エッセイストクラブ会員、オーケープロダクション(旧:大橋巨泉事務所)所属。教歴―日本大学文理学部、日本大学の各学部、二松学舎大学、川村女子短大、川村学園女子大学、富士短大、文京女子大学(現:文京学院大学)。資格―(社)日本心理学会認定心理士(32号)、日本応用心理学会応用心理士(14号)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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