神道

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784816340628
  • NDC分類 170
  • Cコード C0014

出版社内容情報

日本の固有信仰である「神道」は、現代の私たちの生活にも深く根付いています。本書では「古事記」、「日本書紀」に見られる日本神話の世界から、神社や祭祀、神道の思想、初詣や地鎮祭といった儀礼まで、図と文章でわかりやすく解説します。神道学の第一人者で、神道にまつわる著作も多い、井上順孝先生の編著です。

内容説明

暮らしの行事や人生儀礼に密着しながらその宗教的特質が十分には知られていない神道について、イラストや写真を用い多画的にやさしく解説。

目次

第1章 神道とは何だろう?
第2章 神社
第3章 神々の物語
第4章 神道の祭り
第5章 神道の歴史
第6章 神道の思想
第7章 現代に息づく神々の信仰
第8章 暮らしの中の神道
巻末資料

著者等紹介

井上順孝[イノウエノブタカ]
1948年鹿児島県生まれ。東京大学文学部を卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京大学助手、国学院大学講師などを務めるかたわら、近代の宗教運動の比較研究などに携わり、1992年『教派神道の形成』(弘文堂)により博士号を取得。専門は宗教社会学。現在国学院大学神道文化学部教授ならびに同大学日本文化研究所所長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

noko

5
神道がいつ成立したか不明だが、8世紀以降に記紀に古代の人の信仰が記されるようになる。それ以前は推測するしかない。神話としての神道は、体の各パーツや体から出たモノが色んな神様になるが、神様の数が多く把握しきれない。神社は今では常設の建物がある所が多いが、原初はなかった。710年藤原氏の氏神として創立した春日大社は約60年社殿はなかった。神はひと所にはおらず、祭りの際に来て頂くと考えていた。神は依代である、森の高い木や美しい山、巨大岩に宿ると考えた。神仏習合の時期の神道、両部神道等は数も多く、よくわからない。2023/03/01

mstr_kk

5
文の量が切り詰められていて、記述としては面白いわけではありませんが、網羅的で勉強になりました。2022/02/08

なおた

3
図書館本。宗教学者の井上順孝氏が「編著」となっていたので貸出しました。わたしの求めている水準よりも、もう少し「雑学」気味というか…でも「神道」という知的フィールドに介入するのが「初」なので、このくらい咀嚼(そしゃく)されていないと「入門者」の「わたし」にとっては正直、最初の一歩には「ちょうどいい」次元なのかな...とも感じました。だいたい「神道」が「何」を問題として扱っている分野であるのか?が漠然と把握できた程度ですが、読まないよりはマシです。とりあえず、一歩前進...といった感じです。2025/08/17

Sleipnirie

3
神道について、とても手広く解説してる。 神話や神社、各種祭祀や祝詞のことはもちろん、神道の変遷と日本国家との関わりの歴史、仏教などの伝来により、多様に理論化された神道思想(習合的なものもあれば、神道側からの提唱、国学、教派神道など)、あとは伊勢参りや天満宮などの信仰について。  『純粋な日本の固有宗教というものが原始古代にあったとして、これを"古神道"と呼ぶ人もいるが、外来の影響なしの日本文化は考えられない』は、なるほどと思った。  どれも軽く触れる程度なので、神道と、その周辺をのぞいてみたい人に最適。 2014/01/13

未読太郎

2
ギリシア神話の本と並行して読んだ。両者に共通する部分は多く、とくに血やら体液やらから神様がどんどん生まれてくるのが大変えぐいのだが、元来人間というのはそういう感覚を持っているものなのかもしれないなぁ。2016/10/16

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