内容説明
電気回路として必要な項目をすべて含み、内容的にも基礎から始まり、一歩踏み込んで高度なレベルにも触れた本書ができました。本書は、当初のねらい通り、専門書と啓蒙書の中間に位置し、電気回路を必要とする技術畑の人の入門書、本格的な専門書の導入書となっていることはもちろん、専門書としても十分通用する内容のものになっています。
目次
電気回路で学ぶこと
電気回路のための数学
抵抗
コンデンサとコイル
キルヒホッフの法則
直流回路を解いてみよう
正弦波交流の表現法
複素数を用いて交流回路を直流回路のように解く
交流回路を解いてみよう
知っておきたい便利な規則
共振回路
エネルギーを送る回路
著者等紹介
谷本正幸[タニモトマサユキ]
名古屋大学大学院工学研究科電子情報システム専攻/教授、工学博士。1947年、徳島県生まれ。1976年、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。映像技術と通信・コンピュータ技術を融合したインテリジェント映像情報システムの創造をめざし、自由視点テレビ(FTV、自分の見たい視点から3次元空間を見ることができる究極の3次元テレビ)やHIRシステム(ITS)(多くの情報の統合・再構築処理による運転者支援システム)などの、高次画像情報通信に関する研究を行っている。ハイビジョンの圧縮伝送方式の開発や世界初の自由視点テレビの実現などにより、電子情報通信学会業績賞、テレビジョン学会丹羽高柳賞論文賞、電気通信普及財団賞、新技術開発財団市村賞貢献賞など受賞。映像情報メディア学会副会長、電子情報通信学会フェロー、評議員、通信方式研究専門委員会委員長、画像符号化シンポジウム運営委員会委員長、電子情報技術産業協会FTV委員会委員長など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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