内容説明
本書は、2005年でちょうど100年目を迎える特殊相対性理論、今なお検証が行われている一般相対性理論を解説しています。かのアインシュタインがどのような思考を経て相対性理論へたどり着いたのか、数多の学者がどのような検証を繰り返してそれを実証してきたのか、といったエピソードを交えながらわかりやすくまとめました。
目次
1 奇跡の年1905年
2 特殊相対性理論へいたる長い道のり
3 特殊相対性理論とその帰結
4 特殊相対性理論のパラドックスと誤解
5 特殊から一般への長い道のり
6 一般相対性理論とその帰結
7 相対性理論の応用
8 その後のアインシュタイン
著者等紹介
二間瀬敏史[フタマセトシフミ]
1953年、札幌市生まれ。京都大学理学部卒業。ウェールズ大学カーディフ校博士課程修了。東北大学大学院理学研究科天文学専攻、教授。一般相対論、宇宙論の理論的研究が専門であるが、最近ではすばる望遠鏡で重力レンズ現象の観測的研究も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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