内容説明
公理(証明する必要のない自明なもの)から定理(公理に基づいて証明されるもの)を導き、いくつかの定理を組み合わせて、複雑な証明を行う。つまり、当たり前のことも積み重ねると驚くような結論が導かれる、ということです。そして、それが幾何学の醍醐味です。本書も、はじめはごくごく単純なことから説明をはじめ、そうした要素を積み重ねてゆくことで、すこしづつ複雑で難しいことを理解できるようにしています。本書で、幾何学の問題を解答できたとき、すごくうれしかったことを思い出してください。
目次
第1章 幾何の成り立ち
第2章 点と直線
第3章 三角形
第4章 四角形
第5章 円
第6章 幾何の有名な定理と問題
第7章 非ユークリッド幾何学
著者等紹介
中野恵美子[ナカノエミコ]
1995年ロンドン大学キングスカレッジ大学院哲学科修士課程卒業。帰国後、大手予備校、専門学校などで教鞭をとるかたわら、翻訳者、IT系およびサイエンス系ライターとして活動。日本論理哲学学会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 天使の博物誌