内容説明
「雇う側」と「雇われる側」の関係を調整する様々な法律の中で、中心に位置するのが労働基準法である。景気の浮沈によって雇用を取り巻く社会情勢が激変する現在、労働基準法の重要性は増してきている。そこで本書は、法律とはあまり縁の無い人でも労働基準法を理解できるように、わかりやすい文章と図解で解説している。
目次
第1章 労働基準法の成立と原理
第2章 労働基準法のしくみと原則
第3章 雇用の成立と労働者の保護
第4章 雇用の展開と労働者の権利義務
第5章 賃金の保護
第6章 労働時間、休憩、休日、休暇の保障
第7章 女性・年少者の保護
第8章 労働災害の予防と補償
第9章 雇用の終了
著者等紹介
林和彦[ハヤシカズヒコ]
1942年名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。現在、日本大学法学部教授(労働法)。2004年4月より新設の日本大学法科大学院教授(労働法)を兼務している。日本の労働法と労使関係を英米先進国やアジア諸国と比較しながら研究している
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