図解雑学 道元

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784816337406
  • NDC分類 188.82
  • Cコード C0015

内容説明

鎌倉前期の禅僧であり、日本曹洞宗の開祖である道元。本書は、道元が仏法と出会い、悟りに至り、政治権力に近づくことなく修行に徹した生涯を丁寧に追いながら、説法をまとめた『正法眼蔵』、坐禅の仕方と意味をしるした『普勧坐禅儀』などの主著についても詳しく解説します。

目次

第1章 身心を捨ててゆく(空という精神世界に遊ぶ―禅仏教の魅力;体と心で無心になる―達磨が中国に禅を伝える ほか)
第2章 正師との出会い(船中で待機している間の出来事―阿育王山の老典座に会う;あの老典座が訪ねてきてくれた―修行とは一から十まで ほか)
第3章 求める人々との出会い(帰国後、建仁寺に帰るまで―九州から京都へ;道元は日本に何を伝えたのか―空手で日本へ帰る ほか)
第4章 深化する道元の教え(貴族の日記に記録が残されている―日本最初の本格的な僧堂が開かれる;懐奘、興聖寺最初の首座に任命される―道元に代わって懐奘が説法を行う ほか)
第5章 永平寺を開く(多くの人を救うべきか、本物を育てるべきか―波多野義重が越前への移転を勧める;運命のなかでこそ命の花を見よう―北越入山…苦界で発心修行する ほか)

著者等紹介

中野東禅[ナカノトウゼン]
昭和14年(1939)、静岡県生まれ。駒沢大学大学院修士課程修了。曹洞宗教化研修所研修所員終了。同所講師、主事。駒沢大学講師、大正大学講師(非常勤、生命倫理担当)を経て、現在、曹洞宗総合研究センター教化研修部門講師、武蔵野大学講師(非常勤、生命倫理・死生学担当)。京都市、竜宝寺住職。その他、「死の臨床研究会関東部会」評議員、「日本生命倫理学会」理事、「儀礼文化学会」評議員、「ナムの会」副総務など
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

文章で飯を食う

7
道元の生涯や思想が、非常にわかりやすくコンパクトにまとめられている。「正法眼蔵」は鎌倉時代の言葉の上に、悟りと言う、言葉にはできない事を言葉で解き明かそうとしているので、本当に歯が立たない。「図解雑学、道元」は、道元の理解のための、最初の一歩だな。2016/12/17

Hiroyuki Nakajima

1
曹洞宗の開祖道元禅師に関する雑学です 図による解説とコンパクトにまとまった文章の組み合わせが読みやすく、勉強になります 「正法眼蔵」や、「普勧坐禅儀」を読んでいても見落としがちな大切なポイントがピックアップされていて、わかりやすいです 2009/10/22

やまえつ

1
2ページ見開きで1つの項目を扱っており、左が文章、右が図解という構成になっている。道元に関するエピソードや彼の思想が細切れに羅列されているという印象を受ける。ただ、道元の人となりと思想の一端はなんとなく分かった気がする。雑学以上に進むにはやはりちゃんとした文献を読みなさいということか。2008/10/16

絵具巻

0
文京区立真砂図書館で借りました。2013/12/01

ともあきほ

0
少し曹洞宗の教えが長いの所がるので理解しづらいところがある(いわゆる禅問答か・・)が道元の一生につて理解できた。また正法眼蔵についても・・。 2004/09/20

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