伊藤真の明快!日本国憲法

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784816335990
  • NDC分類 323.14
  • Cコード C2032

内容説明

人権、国政、戦争、そして憲法改正まで。憲法の意味を考える。

目次

第1章 総論(日本国憲法とはなにか?;国民主権の原理;憲法の中の天皇の存在 ほか)
第2章 人権(国政選挙と地方選挙の投票権;法の下の平等を規定;表現の自由とプライバシー ほか)
第3章 統治(統治機構の権力分立;立法機関としての国会;議院内閣制での内閣 ほか)

著者等紹介

伊藤真[イトウマコト]
1982年東京大学卒業。1984年弁護士登録。司法試験合格と同時に受験指導を開始し、1995年憲法の理念を伝えたいとの思いのもと、弁護士登録を抹消し伊藤塾を設立。「市民のために働く法律家の育成」を目指し、法律科目のある試験種の指導を行うばかりではなく、市民団体のほか大学や地方自治体での講演・講義など幅広く活動している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アルカリオン

10
2004年刊で少し古いが名著。憲法が取り扱う論点が我々の生活とどう関係するのかがわかりやすく説明されている▼私はこの本を読んでいて「憲法を学ぶ」ことは全国民にとって必要なことであり、「法律を学ぶ」こととは別次元であると思い至った。民法や会社法等の実務的な法律であれば業務の必要に応じて学ぶ人も少なくないが、憲法は「学者や弁護士のもの」あるいは「『教養』のひとつ」という風潮があると思う。しかし、我々が共同生活を営む「社会」の在り方を定める憲法の理解は「常識」とすべきものだ▼図書館で借りたが読了後に購入した。2022/04/28

sisekick

2
憲法は国を運営するための、国家権力に対する歯止めであること、基本的人権の尊重、平和主義、国民主権の3本柱、小中学生の頃に習った単語を、ようやく理解することができました。 高校生くらいになったら、本著の内容くらいのレベルまで落とし込んだ内容で憲法を学習をしても良いと思う。 憲法は私たちの暮らしを守る根本的な部分で大きな影響を持っているんだと感じました。一方で、沖縄の米軍基地問題など、基本的人権を脅かす状況も生まれており、こういった問題とどう向き合っていくか、とても難しい問題だと思いました。2012/04/28

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