内容説明
TCP/IP(ティシーピーアイピー)とは現在主流のネットワークプロトコルです。と、このプロトコルとはそもそも何なのでしょう。ネットワークというのは、そのまま訳せば網細工(あみざいく)という意味ですが、いまではコンピュータ同士の連絡網のことを表しています。プロトコルというのは、その連絡網のうえを支障なく情報が行き来できるようにするための規則のことです。じつは連絡網の規則(=ネットワークプロトコル)にはいくつもの種類があり、TCP/IPはそのうちの1つの名前です。本書は、先生と生徒二人の講義風景を交えながら、TCP/IPについての素朴な疑問から丁寧に解説をはじめています。本書を読めばTCP/IPネットワークについて、わかっているつもりになっていた、非常に重要な知識と技術がしっかり身に付きますので、これからTCP/IPの勉強をはじめる人はもちろん、すでに仕事や研究に携わっている人にも、自信をもってお勧めできる一冊です。
目次
第1章 ネットワークの基礎知識
第2章 インターネットとTCP/IP
第3章 TCP/IPの基礎知識
第4章 IPプロトコル
第5章 IPアドレス
第6章 IPの主な仕事
第7章 TCPとUDP
著者等紹介
杉松秀利[スギマツヒデトシ]
1973年中央大学法学部卒。1992年地方自治体、都市計画コンサルタント会社システム開発担当勤務を経て、独立。現在、ソフトウェア、コンピュータ言語の解説書を執筆中
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