内容説明
262文字からなり、日本で最も親しまれている経典の一つである般若心経。本書は、量的にはコンパクトながら、幅広くかつ深遠な内容を持つ般若心経について、思想・哲学・信仰・歴史・美術・芸術・文学などの様々な方面からアプローチしました。「安らぎ」「癒し」とともに「生きるエネルギー」として、多角的に捉えることによって、新しい般若心経が浮かび上がってきます。仏教の基礎知識から読み始めても、気になったトピックからひき読みしても、般若心経の魅力を充分に味わえる一冊です。
目次
第1章 般若心経の基礎知識(ブッダとその教え―仏教はどのように成立したのか;仏典の成立―仏典は釈迦の教えの集大成 ほか)
第2章 般若心経を読み解くキーワード(何人もの三蔵法師が訳し、何カ国語にも翻訳された経典―般若心経の翻訳;広本と略本―釈迦は本当に般若心経を説いたのか? ほか)
第3章 ことばの教え(菩薩の中の人気ナンバーワン―観自在菩薩;深般若波羅蜜多を行ぜし時―行深般若波羅蜜多時 ほか)
第4章 般若心経の周辺(般若心経の来た道―シルクロード;玄奘三蔵―偉大なる求法僧、艱難辛苦の旅を体験 ほか)
著者等紹介
頼富本宏[ヨリトミモトヒロ]
1945年香川県生まれ。京都大学大学院文学研究科(仏教学)博士課程修了。文学博士。密教学専攻。現在、種智院大学学長。実相寺(神戸市)住職。インド・チベットの密教遺跡調査数回。1982年朝日学術奨励賞、1995年密教学芸賞を受賞
今井浄円[イマイジョウエン]
1957年兵庫県生まれ。龍谷大学大学院文学研究科(仏教学)博士課程修了。文学修士。密教学専攻。現在、種智院大学助教授。大本山中山寺執行長。中山寺塔頭宝蔵院(宝塚市)住職
那須真裕美[ナスマユミ]
1974年兵庫県生まれ。龍谷大学大学院文学研究科(仏教学)博士課程修了。文学修士。仏教学専攻。現在、龍谷大学専任講師
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感想・レビュー
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シン
Heyryo Motoyama
うちこ
カリスマ予備校生