内容説明
内分泌かく乱物質とも呼ばれる「環境ホルモン」の構造、その影響や汚染の実態などについて、わかりやすい文章とイラストで解説。
目次
1 沈黙の春と奪われし未来
2 環境とは、ホルモンとは
3 環境ホルモンとはなにか
4 環境ホルモンの問題点
5 さまざまな汚染物質
6 環境ホルモンの問題解決にむけて
著者等紹介
中原英臣[ナカハラヒデオミ]
1945年東京生まれ。慈恵会医科大学卒業。細菌学・衛生学専攻、医学博士。米国セントルイス・ワシントン大学でバイオの研究に従事。その後、山梨医科大学助教授を経て、現在、山野美容芸術短期大学教授、早稲田大学講師、ニューヨーク科学アカデミー会員。科学評論家の佐川峻氏と「ウイルス進化論」を提唱
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HH2020
3
◎ 「絵と文章でわかりやすい!」と謳ってあるとおり、見開きページの左に文章、右にイラストが配置され、それが1チャプターとなっていて、たいへん読みやすくわかりやすい。しかもその内容たるや『沈黙の春』『奪われし未来』から始まり、環境ホルモン問題の解決に向けてのメッセージで締めくくるまで、現在の環境ホルモンを巡るすべてのテーマが網羅されている。と絶賛したところで、2002年の発行であることに気づく。「現在」ではなく20年近く前の知見だったのだ。では今の最前線の研究はどうなのか。改訂版の発行を強く望みたい。2021/11/06
-
- 和書
- 長崎玄弥の英語千夜一夜