内容説明
現在のコンピュータ技術の基礎となったUNIXについて、その発展の歴史を、関わった天才エンジニアたちのエピソードを交えながら、イラストとわかりやすい文章で解説。
目次
1 コンピュータとUNIX
2 コンピュータの歴史とUNIX
3 UNIXとダウンサイジング
4 パソコンとUNIX
5 インターネットとUNIX
6 UNIXの現在と今後
著者等紹介
西川猛史[ニシカワタケシ]
慶応義塾大学経済学部卒業。大手アパレルメーカーに入社し、システム部門に配属となる。おもに営業支援系のシステム開発・保守に携る。のちにソフトハウスに移り、UNIXやWindowsを使用したネットワーク系のシステム開発を経験する。ソフトハウス退社後、フリーランスとして、LANを使用した基幹系システムや入出荷管理・生産管理システムなどを幅広く開発する。現在はWeb上での各種システム開発も行っている
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感想・レビュー
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sosking
4
UNIXは、その筋の人しか興味や関心が無く、これだけ世の中に、パソコン、スマートフォンやタブレットがでまわっていても知らない人が多いと思います。Windowsの前のMS-DOSで、自分用にバッチファイルを作って楽しんでいた時代が懐かしいですね。インターネットを通じて、互いに改良しあいながらより良いものをオープンにしていくことが、本当はお金のかからない上で大切な事だと思いますよね。2016/08/18
kenitirokikuti
2
60年代や70年代には、コンピュータといえば、どでかいメインフレームだった。バビル2世のバベルの塔とか。巨大ロボが建物のようにでかいのは、メインフレームのイメージかもなぁ▲2002年刊行。いまMSやAppleについての本は多いが、IBMやサンの過去についての本はあまり売ってない。メインフレームやミニコン、ワークステーション、パソコンの差について、メーカー込みで概説する本も同様だ。2016年にはこの本の記述には登場しないモバイル要素が巨大になっていて、変化の速さに改めて驚かされる。2016/12/17
コホーー
1
昔買った本を今回廃棄するにあたり再読。時代の移り変わりを感じます。2021/10/08
常嶺
1
UNIXだけでなく、コンピュータの歴史とか知れてよかった。2011/09/29
mhico
1
授業用に.UNIXだけでなくコンピュータの歴史を知ることができ,非常に判りやすかった.図解雑学シリーズは何かに初めて手につける時非常に有難いです.2008/10/13