内容説明
これまでのコンピュータのデータは、特定のＯＳの、特定のアプリケーションでしか、利用・再利用することができませんでした。しかし、ＸＭＬ化されたデータは、インターネットやネットワークを介して、すべてのＯＳのＸＭＬ対応アプリケーションで利用できるようになります。そこで本書は、ＸＭＬがどのような経緯で定められたかを解説するとともに、どのようなしくみで互換性を実現しているかを、豊富な図とイラストで解説します。また、ＸＭＬが本格的に普及することによって、インターネットやビジネスのあり方が、将来どのように変わって行くかを、具体的な事例を交えて紹介しています。
目次
第１章 ＸＭＬとは何だろう？（ＸＭＬとは一体何か；ＸＭＬの始まり ほか）
第２章 ＸＭＬで何が出来るのか？（ページの表現方法として；メタ言語としてのＸＭＬ ほか）
第３章 ＸＭＬの仕組み（ＸＭＬの基礎；ＸＭＬ文書の記述方法 ほか）
第４章 ＸＭＬとビジネス（商取引の成り立ちから電子商取引まで；電子商取引 ほか）
著者等紹介
阿部秀嗣［アベヒデツグ］
１９６２年生まれ。日本工学院専門学校情報技術科卒業後、制御系ミニコンのソフト開発に従事。１９９０年、現在の株式会社クオーレを設立。交通管制、組込み、クラサバ、ＥＤＩ、Ｗｅｂアプリケーションなど多くのソフト開発を手がけている
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