出版社内容情報
ミシシッピ川の洪水、インドネシアの森林火災、アフリカ南部の干ばつなど、近年、世界各地で異常気象による災害が多発しています。本書は気象の基礎知識から、異常気象が発生するメカニズム、世界各地で報告されている気象災害、その対策の現状までを、わかりやすい図とやさしい文章で丁寧に解説した1冊です。
内容説明
気象学の基礎知識から、異常気象が発生するメカニズム、世界各地で報告されている気象災害とその対策までをやさしい文章とわかりやすい絵で丁寧に解説。
目次
第1章 気象を支えるシステム
第2章 異常気象とそのメカニズム
第3章 環境破壊による異常気象
第4章 都市をおそう異常気象
第5章 災害をもたらす気象
第6章 異常気象への対策
著者等紹介
植田宏昭[ウエダヒロアキ]
1969年東京生まれ。筑波大学大学院地球科学研究科修了。博士(理学)。96年、日本学術振興会特別研究員、98年より気象庁気象研究所研究官。大気・海洋・陸面相互作用の視点から気候システムの研究に取り組んでいる
保坂直紀[ホサカナオキ]
1959年東京生まれ。東京大学理学部地球物理学科卒。同大大学院理学系研究科修士課程で海洋物理学を専攻して修了。読売新聞東京本社に入社し、東北総局(仙台)、つくば支局などを経て現在は科学部。記者として気象や海洋、基礎科学などを担当。気象予報士。著書に『ドキュメント「もんじゅ」事故』(共著、ミオシン出版)、『人生回廊』(共著、中央公論新社)など
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