出版社内容情報
19世紀半ば、ダーウィンにより「進化」という新しい概念が提唱されて以来、遺伝現象の解明やDNAの発見、動物行動や分子生物学などの発展に伴って、数多くの進化論が提唱されています。本書では、それぞれの進化論について、その時代背景や、遺伝学m生物学の基礎知識を交え、丁寧に解説しました。
内容説明
進化論といえば、すぐにダーウィンを連想する人が多いのではないでしょうか?ダーウィンが『種の起源』を発表したのは19世紀半ばのことです。「進化」という新しい科学的概念が提唱されてから現在に至るまで、遺伝現象の解明、DNAの発見、動物行動学・遺伝子工学・分子生物学などの発展に伴って、数多くの進化論が提唱され続けています。本書では、ダーウィン進化論から、ラマルク進化論、ダーウィン進化論の流れを汲む総合進化説、また今西進化論や、近年提唱された断続平衡説、連続共生説、中位進化説、ドーキンスの利己的遺伝子説、ウイルス進化説に至るまで、その時代背景や、遺伝学、生物学の基礎知識を交えながら丁寧に解説しています。
目次
ダーウィンが登場するまで
ダーウィンの考えた進化論
遺伝学の発展と総合進化説
ダーウィン以外の進化論
ウイルス進化説と最新の進化論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がっち
2
進化論の基礎本といったところであろうか、面白いし、わかりやすい。本当高校生物の振り返りのようで、面白かった。2013/04/19
めめたぁ
1
基礎基本、大まかな流れをつかむためにはいい。2009/02/09
トルネードG&T
0
進化論解説書。進化論の歴史と基礎的な考え方、そして進化論に関する最新の学説が学べる。ただし出版が2000年なので現在では情勢が変わっているかもしれない。末尾のウイルス進化論は初耳。2016/03/31
鬼束
0
この本でドーキンスを知ったのかな?
Taku Miyake
0
自然淘汰と適者生存と生存競争2018/01/26