内容説明
私たちの体は、常にストレスにさらされ、その葛藤の中でたえず動揺を繰り返しながら生命機構の維持に努めています。ところが、ちょっとしたはずみで体の一部にバランス異常が生じると、ストレスに抗しきれずに違和感が生じ、動きが制限されてしまいます。これが回復しなければ、局所の変位や痛み・しびれを発症し、ますます体のバランスを崩すことになります。本書で紹介するツボ療法は、こうした発症をおさえ、悪循環を断ち切る方法です。その目的は、生命機構のバランスと自然治癒力の回復にあります。
目次
序章 痛みは“体のゆがみ”から起こる
1章 痛みをとるバランス操作といろいろな手技
2章 不快な痛みや症状を治すツボの秘法
3章 帯域治療で痛みをとるゾーンセラピー
付録 経絡経穴図と痛みのさくいん