内容説明
咋今のプログラミング言語の進化には目をみはるものがある。しかし、ＦＯＲＴＲＡＮやＣＯＢＯＬといった古典的な響きを持つ言語の需要も依然、高い。将来、高機能コンピュータのための言語とされていたこれらの言語が、今ではパソコン用の実用言語として利用されつつある。そのよい例が、本書で解説しているＰＣ‐ＦＯＲＴＲＡＮである。本書は、ＢＡＳＩＣはかじったことがある、という人にとって格好のＦＯＲＴＲＡＮ入門書といえよう。なぜなら、プログラムがＢＡＳＩＣとの対比で解説されており、入門者が白紙の状態から学ばなくてもすむからである。また、単にＢＡＳＩＣ対比という特長だけでなく、ＦＯＲＴＲＡＮ自体の解説書としても細部にわたって工夫されている。
目次
第１章 オペレーション（日本語ＰＣ‐ＦＯＲＴＲＡＮの特徴；日本語ＰＣ‐ＦＯＲＴＲＡＮのプログラムを書くときの注意；コンパイル・リンクの応用編 ほか）
第２章 日本語ＰＣ‐ＦＯＲＴＲＡＮのプログラミング（入出力；条件判断；繰り返し；配列；記憶領域の結合；サブルーチン；関数）
第３章 日本語ＰＣ‐ＦＯＲＴＲＡＮのプログラミング応用編（グラフィック処理サブルーチン；日本語ＰＣ‐ＦＯＲＴＲＡＮプログラミング例）
第４章日本語ＰＣ‐ＦＯＲＴＲＡＮのリファレンス（日本語ＰＣ‐ＦＯＲＴＲＡＮ文の一覧表；サブルーチン一覧表；組み込み関数一覧表）
