内容説明
本書は理屈の本ではない。人間生活の材料である。読者は、その嗜好に従い、この一冊から、適当に栄養を摂ればいい。謂わば一夕の饗宴の材料である。
目次
新年―百度過失を新たにする
正月―人間の定め
若水―一年の邪気を払う
初日影―死は生なり
年賀状―束の間の熱と光を求め
大服―人の情けに…
左義長―どんど、どんど囃したてる
初薬師―薬師瑠璃光如来
福寿草―健気な姿に感激
歌留多―日本人の心情を映しだす〔ほか〕
著者等紹介
永田龍太郎[ナガタリュウタロウ]
1930年長野県生まれ。通信記者を経て、66年出版社創立。同年「詩と散文」(英文学専門誌)主宰、77年「連峰」尾崎一雄・中西悟堂・赤松月船(永平寺僧正)・岡村二一(共同通信社役員・後東京タイムズ創立者)・荒垣秀雄他12人の作家による月刊雑誌主宰。現在国際俳句交流協会専務理事、ジャパンタイムス企画顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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