内容説明
今また何故石川啄木か。貧困の生活のうちに幾度も現実との対決、また社会主義に走り、食うべき詩の切実な呼び声、それをめぐる人たち、渋民村への野望を抱きつつ火花のように生きた二十六年の人間啄木を新たに描く…。
目次
早く大人になりすぎた啄木
啄木の知識
啄木の歌の面白さ
啄木の劣等感
啄木と妻節子
啄木の悲願
啄木の詩
啄木の哲学
啄木をめぐる人たち
著者等紹介
永田龍太郎[ナガタリュウタロウ]
1930年長野県生まれ。現在国際俳句交流協会専務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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