内容説明
免疫学への入門書としての役割は残しつつ、免疫学の急速な展開に対応して内容を改訂。「自然免疫における病原微生物認識から獲得免疫系の始動」「T細胞の機能的多様性と免疫応答調節」「サイトカインネットワーク」において、特筆すべき多くの新知見を加えた。
目次
序論 免疫とは?
免疫関連器官・免疫担当細胞
生体にとっての自己・非自己とは?
自然免疫Innate immunity
樹状細胞とマクロファージ―自然免疫と獲得免疫の橋渡し
獲得(適応)免疫(細胞性免疫;体液性免疫)
抗体の多様性は如何に作られるか
サイトカインネットワーク
ケモカインとケモカインレセプター、細胞接着因子―リンパ球ホーミングの仕組み
免疫寛容・自己免疫
アレルギー(allergy)
自己免疫疾患
粘膜免疫機構
著者等紹介
山中武志[ヤマナカタケシ]
1960年生まれ。1986年朝日大学歯学部卒業。1990年朝日大学大学院歯学研究科修了。朝日大学歯学部助手。1991年朝日大学歯学部講師。1997年オスロ大学免疫病理組織研究所客員研究員。1998年オスロ大学免疫病理組織研究所ポスドク。2001年大阪歯科大学講師。2002年大阪歯科大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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