出版社内容情報
《内容》 わかりやすく実践的なリハビリテーション工学の情報を提供.専門知識がなくとも理解できるよう多数の症例を呈示,豊富な図・写真を駆使し特性,操作性,効果的なコツを詳述
《目次》
I・義肢装具関係
1 ラポック義足
2 CAD/CAMシステム
3 筋電義手(Myoelectric Hand)
4 キャスター部分に免震装置(路面衝撃吸収装置)を配した車いすの試作例と効果
5 頸髄損傷者が電動車いすを顎で操作する際に使用する胸当ての製作実例
6 上腕長断端または肘離断者に使用可能なターンテーブルの開発と臨床応用
7 第5頸髄損傷者へのフレクサーヒンジスプリントの応用
9 移乗のために車いすを固定する装置の開発
10 移乗のために車いすを固定する装置の開発―実際の症例に使用して
11 脊髄損傷者におけるWalkabout立位の検討―足関節角度による立位バランスと立位姿勢の変化について
12 縦乗り用トランスファーボードの作製
13 頸髄損傷者に対するシーティングの工夫
14 ロフストランド杖のグリップの改良
15 転倒しにくい歩行器の改良
16 対面支持による移乗訓練補助装置の紹介
17 ROHOクッションの空気圧と座圧との関係
18 脊髄損傷者の移乗動作を補助する膝固定装具
19 足こぎ車いす
20 車いす用手袋と駆動方法と使い方
21 大車輪脱着のための補助輪の開発
22 電動移動機能をもった電動起立補助機の開発
23 エレベーター操作盤のリモコンによるバリアフリー化
24 自動車運転に関する改造装置の工夫
25 車いす用クッションの開発
26 下垂足への機能的電気刺激
27 ポータブル大腿四頭筋筋力測定器の開発と臨床応用
II・コンピュータおよびIT操作関連機器
1 頸髄損傷者の家屋改造シミュレーション
2 電動車いす操作のシミュレーション
3 高位頸髄損傷者のデジタルカメラ操作性向上のための自助具
4 頸髄損傷者のための車いす用テレビゲーム操作
5 高位頸髄損傷者のパソコン操作
6 頸髄損傷者のパソコン操作環境支援
7 頸髄損傷者の在宅就労支援システム
8 家庭用テレビゲーム機用代替入力インターフェースの開発
III・病棟や治療室で使用する機器
1 手を使えない患者さん自身がナースコールを操作するための機器
2 頸髄損傷者の手指機能改善を目的とした電気刺激の使用
3 滴下量カウント調整装置「てきかちゃん」
4 上肢挙上装置
5 浴室のシャワースタンド
6 電動ベッドを足で操作できるように工夫
7 誤作動を少なくするスイッチの改良
8 車いすと丸便器間の段差の解消
9 歩行訓練のための吊り上げ装置付きトレッドミルの製作 ―現状と今後の展望
10 職業前作業療法と人間工学的援助
11 下肢交互屈伸器の開発
12 車いす走行抵抗可変装置の考案 ―試作例と実用性
13 低濃度オゾンを利用した室内脱臭装置の開発―空気清浄機タイプ(フレッシュケア24)
14 ズレ防止機能を有した体位変換マットの開発
IV・身辺動作関係機器
1 女性脊髄損傷者の導尿時に使用する照明付きミラーの製作
2 頸髄損傷者が使用する箸の工夫
3 脊髄損傷者がお茶を飲む際の逆流防止装置
4 口腔ケア用品の開発
5 頸髄損傷者が利用するマウススティックの改良
6 ベッド柵へのテレビリモコンスイッチの取り付け ―製作事例と実用性
7 脳性麻痺児のコミュニケーション支援
V・評価・情報処理
1 リハビリテーション科業務支援システム
2 大腿骨頸部骨折に至る転倒解析 ―転倒用ダミーを用いたヒッププロテクターの評価
3 ビデオカメラとパソコンで行う動作分析
4 筋骨格システムのコンピュータモデルと臨床応用
5 車いすトイレマップのホームページ製作
目次
1 義肢装具関係(ラポック義足;CAD/CAMシステム ほか)
2 コンピュータおよびIT操作関連機器(頚髄損傷者の家屋改造シミュレーション;電動車いす操作のシミュレーション ほか)
3 病棟や治療室で使用する機器(手を使えない患者さん自身がナースコールを操作するための機器;頚髄損傷者の手指機能改善を目的とした電気刺激の使用 ほか)
4 身辺動作関係機器(女性脊髄損傷者の導尿時に使用する照明付きミラーの製作;頚髄損傷者が使用する箸の工夫 ほか)
5 評価・情報処理(リハビリテーション科業務支援システム;大腿骨頚部骨折に至る転倒解析―転倒用ダミーを用いたヒッププロテクターの評価 ほか)
著者等紹介
田中宏太佳[タナカヒロタカ]
中部労災病院部長:医師
高見健二[タカミケンジ]
労災リハビリテーション工学センター部長:義肢装具士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。