出版社内容情報
《内容》 現代病であるうつ病に関するさまざまな問題を取りあげ,生物学的最新の知見から一般医へのアドバイスまでを網羅した一冊.高度な内容も含め,分かりやすくまとめた好著.
《目次》
1.概念・分類
2.病因:生物学
3.病因:病前性格と状況
5.症候学
6.抗うつ薬療法
7.抗うつ薬以外の薬物療法
8.電気痙攣療法と経頭蓋磁気刺激療法
9.精神療法-特に認知行動療法,対人関係療法、家族や職場のサポートなどー
10.ストレスとうつーストレス対処法-
11.大うつ病性障害
12.双極I型障害
13.双極II型障害
14.気分変調性障害
15.気分循環症(気分循環性障害)
16.季節性感情障害
17. 非定型うつ病
18.混合状態
19.ラピッド・サイクラ-
20.身体疾患とうつ状態
22.薬物とうつ状態
23.小児・思春期のうつ状態
24.老年期のうつ状態
25.産褥・性周期・更年期とうつ状態
26.難治性うつ病
27.うつ病と自殺
28.一般医のためのうつ病診断の留意点と専門医紹介のタイミング
内容説明
本書は、うつ病に関するさまざまな問題を取りあげ、多くの専門家に最近の知見を含めお書き頂いた。28章にわたっており、うつ病に関する問題は生物学の最近の知見から一般医へのアドバイスまで、ほぼ網羅されていると考えている。まず総論的なはじめの10章までは、うつ病の分類と概念、病因に関する最近の生物学的知見と病前性格、疫学、症候学が、また治療として、抗うつ薬およびその他の薬物療法、電気痙攣療法と経頭蓋磁気刺激療法、各種の精神療法が述べられ、ストレスとうつの章では予防と自己管理についてふれられている。続く各論では、さまざまな型のうつ、混合状態、ラピッド・サイクラー、難治性うつ病が取りあげられ、またうつを惹き起こすものとしての身体疾患、アルコール、薬物につき述べられている。さらに、ライフサイクルとうつについて、小児・思春期と老年期または産褥・性周期・更年期に分けて章が割かれている。自殺についても1章を設けた。最終章では、精神科医と同様またはそれ以上にうつを診ることの多い一般医のための早期発見を含めたうつ病診断や専門医紹介のタイミングについて留意点が述べられている。
目次
概念・分類
病因(生物学;病前性格と状況)
疫学
症候学
抗うつ薬療法
抗うつ薬以外の薬物療法
電気痙攣療法と経頭蓋磁気刺激療法
精神療法―特に認知行動療法、対人関係療法、家族や職場のサポートなど
ストレスとうつ―ストレス対処法〔ほか〕
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