出版社内容情報
《内容》 本書では,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患,感染症,びまん性肺疾患などの代表的な25種類の病態を精選,臨床現場で遭遇する症状・状況を適切に判断し決断する能力を高めることを主眼に問題形式の臨床シミュレイションを行っている.総論では基礎からレベルの高い最新情報を分かりやすくまとめて紹介する.<腫瘍編>の姉妹編.
《目次》
総 論
1 呼吸器系の機能と解剖
2 呼吸器疾患の症状と身体所見
3 胸部単純X線写真読影の注目点
4 胸部CT読影の注目点
5 呼吸機能障害の種類と対策
6 呼吸不全の診断と治療
7 酸素療法
8 ステロイド療法の理論と実際
9 呼吸器外科の現状
10 呼吸器疾患診療における分子生物学の応用
疾患編
1 毎日吸ってる?
2 咳は呼吸器の病気?
3 命がけのアルバイト
4 カビにステロイド?
5 こんなヒトには在宅酸素
6 どうしてこんなに眠いのだろう?
7 ナイスガイを襲う突然の胸痛
8 ちょっとまて!そのアンビュー
9 風邪には抗生物質?
10 ガイドラインの使い方
11 βラクタム剤が効かない!
12 高齢化社会,肺炎を防げ!
13 免疫制御剤,諸刃の剣
14 虫歯もばかにできない
15 咳と血痰,肺癌?
16 看護師さんの頑固な咳
17 ガフキー陽性!さぁどうする?
18 細菌性肺炎と間違うな!
19 間質性肺炎と一言でいうけれど
20 アルビニズムと肺病変
21.入院すると良くなる
22 目や心臓は大丈夫?
23.肺の履歴書
23 一難去ってまた一難
24 突然の呼吸困難,心臓の超音波?
内容説明
本書は、医学生・研修医や呼吸器専門医を目指す内科医を対象に総論10章と疾患編25章で構成している。総論では、呼吸器疾患の診療に必要な機能・解剖・症候から検査・治療まで最新の進歩を簡明に記述している。疾患編では、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、感染症、びまん性肺疾患などの代表的な25種類の病態を精選し、判断力の養成を主眼にした問題形式のシミュレイションを行っている。
目次
総論(呼吸器系の機能と解剖;呼吸器疾患の症状と身体所見;胸部単純X線写真読影の注目点;胸部CT読影の注目点 ほか)
疾患編(毎日吸ってる?;咳は呼吸器の病気?;命がけのアルバイト;カビにステロイド? ほか)
著者等紹介
河野修興[コウノノブオキ]
広島大学大学院医歯薬学総合研究科分子内科学教授
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