出版社内容情報
《内容》 高齢化社会を迎えた現状を見据え全年齢を対象としながら,食物アレルギーに関する知見を総括・再検討することにより,本領域の臨床と研究の新たな発展に寄与する臨床指針書である.アレルギー専門医のみならず,食物アレルギーに携わり関心を持つすべての方々に有益な好著.
《目次》
I.総 論
1.食物アレルギーの定義
2.食物アレルギーの歴史
3.厚生労働省の食物アレルギー調査研究班の調査概要
4.アレルギー反応の機構
5.食物アレルギーの頻度と主要抗原
6.食物アレルギーの臨床症状
7.食物アレルギーの診断法
8.食物アレルギー患者への対応(予防と治療)
II.各 論
1.主要抗原とこれによるアレルギーの特徴,症状,診断,対応
2.食物アレルギーの関与する主要アレルギー症状への対応
III.特 論
1.食餌依存性運動誘発アナフィラキシー
2.非アレルギー機序による食物アレルギー様症状(偽アレルギー反応)
3.ラテックスアレルギーにおける食物アレルギーの関与
4.アレルギーと飲酒
5.食品取扱い業者の食物素材による職業アレルギー
6.学校給食における食物アレルギーの対応について
7.食物アレルギー児の日常生活管理
8.食物アレルギー表示の概要とその背景
9.抗原食品表示義務とその後に残された諸問題
10.低アレルゲン性食品の現状と将来
11. 食物アレルギー増加の原因
12.食物アレルギーの世界的動向
13.食物アレルギーに関する法的留意事項
14.診療科アレルギー科における食物アレルギー診療の位置づけ
15.妊婦のアレルギー予防(食物アレルギーを含めて)
内容説明
本書は、これまでの食物アレルギーに関する知見を綜括することにより現状を把握し、これらをbaseとして将来の新たな発展のための幾つかの方向づけをすることにより、この領域における臨床と研究に寄与できればと考え、企画したものである。
目次
1 総論(食物アレルギーの定義;食物アレルギーの歴史;厚生労働省の食物アレルギー調査研究班の調査概要 ほか)
2 各論(主要抗原とこれによるアレルギーの特徴、症状、診断、対応;食物アレルギーの関与する主要アレルギー症状への対応)
3 特論(食餌依存性運動誘発アナフィラキシー;非アレルギー機序による食物アレルギー様症状(偽アレルギー反応)
ラテックスアレルギーにおける食物アレルギーの関与 ほか)
著者等紹介
中村晋[ナカムラススム]
大分大学前教授
飯倉洋治[イイクラヨウジ]
昭和大学医学部小児科教授
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