出版社内容情報
《内容》 今回の改訂第3版では、エコーガイド下のカテーテル挿入法・内視鏡的止血術・血液浄化法に代表される、最近著しく発展した救急処置と、それを支えるレスピレーター等の機械類の進歩を踏まえ、救急医療の現状に即応し新しい手技の一層の普及を目指して全面的な改訂が加えられている. 《目次》 □主要内容□第1章 基本手技1.気管内挿入法2.輪状甲状靱帯切開3.気管切開4.気道確保と人工呼吸法5.心臓マッサージ6.除細動7.止血法8.創傷処置9.胃・腸洗浄10.導尿11.鼻出血の止血法12.気道異物の除去13.眼異物の除去14.耳鏡検査と耳異物除去第2章 呼吸・循環の術技1.静脈穿刺2.静脈切開3.動脈穿刺と圧モニター4.選択的動脈撮影5.カテーテルによる止血法6.血管吻合7.血栓除去8.胸腔穿刺と低圧持続ドレナージ9.一時的心臓ペーシンク法10.心嚢穿刺11.酸素投与12.ベンチレーター13.大動脈内バルーンパンピング第4章 腹部・消化系の術技1.胃管とイレウス管2.Sengstaken-Blakemore Tube3.内視鏡による救急的止血法4.経皮的胆管ドレナージ5.ダグラス窩6.腹膜灌流7.腹腔試験穿刺と診断学的腹腔洗浄法第5章 脊椎・四肢の術技1.脊椎穿刺2.硬膜外穿刺3.脊椎の固定と牽引4.四肢の牽引5.四肢の牽引6.四肢の外固定7.関節穿刺第6章 泌尿器・他の術技1.Foleyカテーテルと時間尿量測定2.膀胱穿刺3.救急的尿路造影4.血液浄化法
内容説明
手技を説明するうえでは、絵を中心にするのが最も分かりやすく誤解も少ないと考えられる。本書は、絵を追って行けば、誰にでもその手技が理解でき、かつ実施が可能なように作成されている。これら手技も年月を経てさらに発展。この第3版の改訂においては、変貌し進歩してきた手技を、さらに普及しやすいように解説・紹介している。エコーガイド下のカテーテル挿入法や内視鏡的止血術および血管浄化法がその代表的なもの。レスピレーターによる呼吸管理は、この10年間に著しく普及し一般化してきた。機種も多様で機能も複雑となってきた。そこで、レスピレーターの基本的な分類と説明を単純化し、実際に理解しやすいよう改編している。
目次
第1章 基本術技
第2章 呼吸・循環系の術技
第3章 頭頸部・顔面の術技
第4章 腹部・消化系の術技
第5章 脊椎・四肢の術技
第6章 泌尿系・他の術技
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