出版社内容情報
《内容》 ■小児の主要な血液疾患を網羅.第1章:貧血、第2章:白血球の疾患、第3章:出血性疾患、に大別された各章において、小児の主要な血液疾患が網羅されている.■最近の知見を紹介.最近の血液疾患は、形態学、細胞化学、生化学的解析に加えて免疫学・遺伝子工学・分子生物学的手法による多角的診療が不可欠となってきている.本書ではこのような現況を踏まえ、小児血液疾患の病因、病態、臨床像、治療などについて、基本的な事項から専門的な知識までを最新の知見を含めて詳説されている.■具体的・実際的な記述.小児血液学の第一線で活躍する執筆陣により、それぞれの専門分野を、特に治療法について、必要かつ十分な知識が具体的に記述されており、一般臨床家にとっては日常臨床の指針であり、また初学者のための実用的な参考書となった. 《目次》 □主要内容□第1章 貧 血 A.栄養性貧血-食餌性貧血を中心に B.造血能障害に基づく貧血 C.溶血性貧血第2章 白血球の疾患 A.好中球の疾患 B.悪性腫瘍ならびに増殖性疾患第3章 出血性疾患 A.血小板の異常 B. 凝固異常