出版社内容情報
《内容》 本書は、医学を人間学としてとらえた経験豊かな各科専門の臨床家に、 医療の第1ステージである診断技術の重要性と基本、およびそのコツやポイントを初心者のために分かりやすく解説していただいた。 1. 断に関する一般的な気構えから、理学的検査をすすめて行く上での心得、手法、さらにそのコツや盲点について、各科40余名の権威が協力して執筆。 2.図表を本文扱いとする構成で、文章は図表の補足程度とし、一目理解をはかった。 3.全章を通じて解剖・生理・診察・プライマリケア等、統一されたフォーマットによって流れるように読め、実践的な知識としてただちに身につけうることを目指した。 4.「診察のすすめ方」 については、フローチャートを採用し、フィードバックを繰り返し行うことによって自己確認できるよう配慮。 《目次》 □主要内容□ 1. 問診 2. 診察の心得・全身観察 3.皮膚・爪 4.眼 5.耳 6.鼻・咽喉部 7.口腔 8.頸部および甲状腺 9.胸部および肺 10.乳房 11.心臓血管系 12.リンパ系・末梢循環 13.腹部一般 14.腎・尿路 15.直腸・肛門 16.男性性器 17.女性性器 18.筋・骨格・関節 19.意識障害 20.中枢・脳神経 21.末梢神経 22.妊婦 23.小児 24.老人 25.救命救急 26.精神科的診察