記憶の戦争―「ホロコースト」の呪縛と現代的危機

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記憶の戦争―「ホロコースト」の呪縛と現代的危機

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  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784815811891
  • NDC分類 209.7
  • Cコード C0022

出版社内容情報

「戦争を生みだす磁場」を捉える――。ウクライナ、パレスチナ……相次いで現前化した激烈な武力紛争をつなぐものは何か。「記憶の政治」の過熱と、それをもたらす国際的構図を見据え、我々の認識を拘束するものを剔抉。現代の「ジェノサイド」をめぐる歴史と政治を鋭く論じた洞察の書。

内容説明

ウクライナ、パレスチナ…。相次いで現前化した武力紛争をつなぐものは何か。「記憶の政治」の過熱と、それをもたらす国際的構図を見据え、現代の「ジェノサイド」をめぐる歴史と政治を鋭く分析。

目次

序章 現前化した戦争と「記憶の政治」
第1章 「歴史」の書かれ方と「記憶」のされ方―人々はなぜ過去をめぐって諍いを起こすのか
第2章 ロシア・ウクライナ戦争とプーチンの記憶政治―記憶の戦争から軍事侵攻への飛躍
第3章 「ウクライナ史」とはなにか―国民史の構築と記憶の衝突
第4章 「ジェノサイド」の想起と忘却―ヴェステルプラッテとヴェトナムからの眺望
補論1 ジェノサイドと人道に対する罪―『ニュルンベルク合流』を読む
第5章 アウシュヴィツを中東欧の大地に連れ戻す―ティモシー・スナイダーと『ブラッドランヅ』
第6章 ホロコーストをたどる「旅」―『同胞』を読む
第7章 「歴史家論争2.0」と「過去の克服」の行方―反「反ユダヤ主義」の緊縛とドイツ的「記憶文化」の転落
補論2 ホロコーストとナクバを貫く話法―バシール・バシールとアモス・ゴールドバーグたちの挑戦
第8章 ナチ犯罪とヴェトナムとパレスチナを接続する―バートランド・ラッセル法廷の継承
終章 「戦争を生み出す磁場」と「記憶の連帯」

著者等紹介

橋本伸也[ハシモトノブヤ]
1959年京都市に生まれる。現在、関西学院大学文学部教授、博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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1
なぜ過去をめぐって争うのか プーチンの記憶政治 ウクライナ史とはなにか 国民史の構築 ジェノサイドの想起と忘却 大祖国戦争史観 ファシスト ナチ ジェノサイド 攻撃的言辞 脱共産主義化 ステパンバンデラ 民族英雄 ホロドモール ジェノサイド論争 歴史の構築性と文脈依存性 集合的記憶の形成 記憶政治 国家機関 記憶法 過去の克服 ドイツ 人道に対する犯罪 戦争犯罪 ホロコーストのアメリカ化 アウシュヴィッツ 記憶の場 ナチとソ連の共犯関係 リトアニアのホロコースト記憶 同胞 パレスチナ法廷 ソシオサイド2025/04/19

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