猫を愛でる近代―啓蒙時代のペットとメディア

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  • サイズ A5判/ページ数 498p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815811723
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C3022

出版社内容情報

かつては害獣対策はもちろん、薬用や祝祭の犠牲にも供されていた猫。なぜ、どのようにして「愛らしいペット」になったのか──。啓蒙期フランスの科学・文学・美術を通して、「文明」の伴侶としての猫観の誕生に迫り、「ネコ好き」社会をもたらした、人々の感情の大転換を跡づける。

内容説明

人と動物の感情史。かつては害獣対策はもちろん、薬用や祝祭の犠牲にも供されていた猫。なぜ、どのようにして「愛らしいペット」になったのか―。啓蒙期フランスの科学・文学・美術を通して、「文明」の伴侶としての猫観の誕生に迫り、「ネコ好き」社会をもたらした、人々の感情の大転換を跡づける。

目次

愛の歴史をどう書くか
第1部 「野蛮」の発明(「猫の大虐殺」を読みなおす―マルチスピーシーズな歴史のために;資源としての猫―飼う、売る、食べる;猫と医療のフランス革命―“猫で治す”から“猫を治す”へ)
第2部 愛好家の目覚め(貴族社会のセレブ猫―ルイ一四世期のサロンとメディア;猫の歴史家モンクリフ―書物がつくる感情共同体)
第3部 表象による馴致(博物学者の猫論争―ビュフォンと啓蒙の問題系;長靴を脱いだ猫―寓話詩と妖精譚;優雅なふれあい―ロココ時代の猫絵画)
第4部 感情のかたどり(愛猫通信―飼い主たちの感情表現;大学街の猫裁判―醜聞事件と感情の暴露)
猫の歴史を考える

著者等紹介

貝原伴寛[カイバラトモヒロ]
1992年千葉県に生まれる。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)、博士(歴史と文明)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よだみな

1
人とペット(おもに犬)の感情史を探していたので参考になるかと思って読んだ。おもに18世紀に特化していたので、ものすごく参考になったというわけではないが、輪郭がうかびあがってきたので読んでよかった。次は『猫』ということですが、加藤一輝、近藤梓訳の『猫』かと思ったら、あちらは、シャンフルーリ作でした。なのでたのしみ。(猫飼い)2024/11/24

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