近代チベット政治外交史―清朝崩壊にともなう政治的地位と境界

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近代チベット政治外交史―清朝崩壊にともなう政治的地位と境界

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  • サイズ A5判/ページ数 430p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815811464
  • NDC分類 319.229
  • Cコード C3022

出版社内容情報

仏教を介して中国と特別な関係を結び、広大な領域を治めたダライ・ラマ政権。東アジア国際秩序の構造転換を前に、彼らは勢力を維持すべくいかに行動したのか。そこで主張された「独立」「自治」の意味とは何か。現代に至るチベット問題の起源を、チベット語を中心とする多元的な史料にもとづき究明した画期的成果。

内容説明

アジアの中央で交錯する複数の秩序・利害・権力―。仏教を介して中国と特別な関係を結び、広大な領域を治めたダライ・ラマ政権。東アジア国際秩序の構造転換を前に、彼らは勢力を維持すべくいかに行動したのか。そこで主張された「独立」「自治」の意味とは何か。現代に至るチベット問題の起源を、チベット語を中心とする貴重な一次史料に基づき究明した画期的成果。

目次

第1部 境界地域をめぐる相剋(ダライ・ラマ政権と清朝の境界地域;ダライ・ラマ政権のカム支配(一八六五~一九一一年)
ダライ・ラマ政権のカム支配とデルゲ王国(徳格土司))
第2部 近代国際社会とチベット(日露戦争とチベット―ダライ・ラマ一三世の川島浪速宛書簡;チベットとアメリカの邂逅―ダライ・ラマ一三世とロクヒル;辛亥革命とチベット・日本関係;ルンシャル使節団とイギリス)
第3部 政治的地位と境界をめぐって(チベットの政治的地位とシムラ会議;シムラ会議・境界紛争・停戦協定―「内チベット」と「外チベット」;境界紛争と僧院)

著者等紹介

小林亮介[コバヤシリョウスケ]
2010年筑波大学大学院人文社会科学研究科博士課程修了。現在、九州大学大学院比較社会文化研究院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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BLACK無糖好き

16
清朝崩壊前後でのチベットの政治的地位と境界(領域)の確定をめぐるダライ・ラマ政権の模索の過程を中心に描く。世界各地の文書館でチベット語の文書史料を収集し、チベット内部からの政治外交の取組みを深掘りした点が本書の特徴。中国とは別個の政体・国家としていかに存続するか、イギリス、ロシア、アメリカ、日本との関係を含め、当時のチベットの様々な外交交渉の一端が見えてきた。大枠で、現在のチベットの状況に至る過程も改めて概観できる。◆根底にあるテーマとして、岡本隆司編『宗主権の世界史』を思い出す。2025/01/18

takao

0
ふむ2024/08/06

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