維新の政治と明治天皇―岩倉・大久保・木戸の「公論」主義1862~1871

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維新の政治と明治天皇―岩倉・大久保・木戸の「公論」主義1862~1871

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  • サイズ A5判/ページ数 834p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815811396
  • NDC分類 210.61
  • Cコード C3021

出版社内容情報

大変革を捉え直す

国家の危機を前に、幕末・維新のリーダーたちはいかにして政治的意思決定を行ったのか。そのとき天皇のあり方はどのように変化したのか。岩倉具視・大久保利通・木戸孝允らによる「公論」主義を軸に、倒幕から廃藩までの激動の過程を一貫した視座のもとでとらえ、新たな明治維新像を示す渾身作。

内容説明

大変革を捉え直す。国家の危機を前に、幕末・維新のリーダーたちはいかにして政治的意思決定を行ったのか。そのとき天皇のあり方はどのように変化したのか。岩倉具視・大久保利通・木戸孝允らによる「公論」主義を軸に、倒幕から廃藩までの激動の過程を一貫した視座のもとでとらえ、新たな明治維新像を示す渾身作。

目次

第1部 「公論」主義と慶喜・幕府(徳川宗家)勢力排除(孝明天皇・明治天皇と薩長討幕派―木戸・大久保らの「公論」主義の形成(文久二年~慶応三年)
孝明天皇・明治天皇と討幕派公家―岩倉・三条らの「公論」主義の形成(文久二年~慶応三年)
小御所会議への道―「公論」主義か「公議」主義か(慶応3年10月~12月8日)
小御所会議と王政復古政権―「公議」主義の抑圧(慶応3年12月9日)
王政復古政権の展開―「公論」主義と「公議」主義の対決(慶応3年12月10日~同年末)
鳥羽・伏見の戦いと朝廷―「官軍」を創る(慶応3年12月末~同4年1月上旬))
第2部 維新の大変革の始動(大坂行幸の意思決定―朝議の限界への対応(慶応四年一月中旬~同年三月中旬)
維新政権の展開と慶喜・徳川宗家処分―新体制へ(慶応四年一月下旬~同年五月)
東幸・東京奠都と明治天皇を象徴とした新体制―「公論」主義の展開(慶応4年閏4月~明治2年3月)
「公議」を求める声と朝議・政府の「権威」―「公論」主義の維持(明治2年前半))
第3部 版籍奉還をめぐる政府崩壊の危機(実質的な版籍奉還構想―大変革を目指す(慶応四年二月~明治二年前半)
版籍奉還をめぐる対立―「公論」主義者の分裂(明治二年半ば)
三職体制の意気込みと実態―「公議」主義の機能不全(明治2年秋~同3年秋)
制をめぐる対立と兵部省再建―木戸・大久保の相互不信と和解(明治2年9月~同3年9月))
第4部 廃藩置県を含む大変革の実施(実質的廃藩合意と「建国策」の併存―大変革への薩長合意(明治三年秋)
大変革の中の廃藩置県―「公論」主義の貫徹(明治三年一一月~同四年七月)
大変革と兵制・宮中の大改革―維新の諸目標の始動(明治2年夏・3年秋~明治4年12月))

著者等紹介

伊藤之雄[イトウユキオ]
1952年福井県に生まれる。現在、京都大学名誉教授、博士(文学)。著書:『昭和天皇伝』(文藝春秋、2011年、文春文庫、2014年、司馬遼太郎賞)他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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かろりめいと

4
維新直後の政治制度がなぜコロコロ変わったのかがやっと納得いった。岩倉、大久保、木戸による「公論主義」という期間限定専制政治。本書では軍事・宮中もタブーなく正面から扱っていて、納得感半端ない。厚さ4.5センチ、本文690頁、註100頁の大著で読み終えるのに1か月かかりましたけど、続編楽しみにしてます。伊藤先生、お体大事にされてください。2024/04/13

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