出版社内容情報
チョコレート工場を中核として築かれた新たな都市「チョコレート・タウン」。甘くて苦い嗜好品の大量生産・輸送・消費・広告は、どのような空間や生活をもたらしたのか──。欧米の代表的事例から、外来の〈食〉が〈住〉を刷新していく歴史をトータルに描きだす。
内容説明
チョコレート工場を中核として築かれた新たな都市「チョコレート・タウン」。甘くて苦い嗜好品の大量生産・輸送・消費・広告は、どのような空間や生活をもたらしたのか。欧米の代表的事例から、外来の“食”が“住”を刷新していく歴史をトータルに描きだす。チョコが近代都市を創った?
目次
序章 新しい“食”―チョコレートの誕生
第1章 「労働者都市」の精華―ムニエ社のノワジエル
第2章 「ピクチュアレスク・ヴィレッジ」の後継―キャドバリー・ブラザーズ社のボーンヴィル
第3章 「田園都市」への階梯―ラウントリー社のニュー・イアーズウィック
第4章 もう一つの「都市美」―ハーシー・チョコレート社のハーシー
終章 チョコレート・タウンと「近代都市」
付章 チョコレートの“衣”と「衣服改良」
著者等紹介
片木篤[カタギアツシ]
1954年大阪府に生まれる。1987年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、博士(工学)。名古屋大学大学院環境学研究科教授(建築・環境デザイン)などを経て、名古屋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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