消え去る立法者―フランス啓蒙における政治と歴史

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消え去る立法者―フランス啓蒙における政治と歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 521p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815811204
  • NDC分類 311.235
  • Cコード C3010

出版社内容情報

かつてこんなふうに読まれたことがあっただろうか――。モンテスキューとルソー、そしてディドロへ。彼らが格闘し、解き明かし、残した問題とは何か。新たな共同体の創設という課題に直面し、法の根拠を問い直す重層的なテクストを読み抜き、「啓蒙」をクリシェから解き放つ、気鋭の労作。

内容説明

かつてこんなふうに読まれたことがあっただろうか。モンテスキューとルソー、そしてディドロへ。彼らが格闘し、解き明かし、残した問題とは何か。新たな共同体の創設という課題に直面し、法の根拠を問い直す重層的なテクストを読み抜き、「啓蒙」をクリシェから解き放った、気鋭の労作。

目次

フランス啓蒙における立法者論の問題設定―政治と歴史のあいだ
第1篇 モンテスキュー―『法の精神』(統治という回路―『法の精神』における法律・政体・歴史;一種の革命家―フランス中世法制史とモンテスキューの立法者論)
第2篇 ルソー―『人間不平等起源論』から『社会契約論』へ(自然状態からの飛躍と反転―『人間不平等起源論』における歴史批判;主権論への転回、法の存立条件への遡行―『政治経済論』から『ジュネーヴ草稿』へ;社会契約への遡行、社会契約からの反復―『社会契約論』における立法者論の転倒とその帰結)
消え去る理想郷―モンテスキューとルソーからディドロへ

著者等紹介

王寺賢太[オウジケンタ]
1970年ドイツ連邦共和国デュッセルドルフに生まれ、北九州市八幡に育つ。現在、東京大学大学院人文社会系研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mori-ful

1
モンテスキューやルソーの著作はホッブスなど先行するテクストとの対話から生まれたもので、本書はさらにそれらのテクストと対話することで、社会の自己関係としての「政治」を見出す。それはいまの秩序にも蠢き、潜在しているものでもある。理解できたかわからないが面白かった。「ルソーはこの政治体の存在論的次元に人民を位置づけることによって、政治体が政治体として存在し続ける限り、その人民による主権の行使が常に正統な、来るべきものとしてとどまり続けることを示す」(『消え去る立法者』)。2023/07/15

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