出版社内容情報
王 学士[オウ ガクシ]
著・文・その他
内容説明
不実申告・過大請求から保険金殺人まで、急増するモラル・リスクをいかに抑止すべきか。日本での2008年保険法制定がもたらした変化を踏まえ、詐欺請求時には給付免責が可能とする法理と、その場合の判断基準について、同様の問題を抱えた英米豪での判例・学説も精査し、初めて明確に提示。
目次
保険金詐欺請求が抱える法的問題
第1編 日本法(特別解約権・重大事由解除権における詐欺請求に関する規律;損害の不実申告・詐欺請求による保険者の給付免責に関する規律)
第2編 比較法(英国法;米国法;オーストラリア法)
詐欺請求による失権に係る法的規律
著者等紹介
王学士[オウガクシ]
1985年中国・大連に生まれる。現在、高岡法科大学法学部専任講師。中国・国立大連海事大学法律学院リサーチ・フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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