帝国のフロンティアをもとめて―日本人の環太平洋移動と入植者植民地主義

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帝国のフロンティアをもとめて―日本人の環太平洋移動と入植者植民地主義

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  • サイズ A5判/ページ数 345p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815810924
  • NDC分類 334.51
  • Cコード C3021

出版社内容情報

環太平洋の各地へと展開した日本人移植民の知られざる相互関係を、入植者植民地主義(セトラー・コロニアリズム)の概念を用いて一貫して把握。移民排斥を受けた日系アメリカ人によって帝国内外へ移転された人流、知識、技術、イデオロギーの衝撃を初めて捉え、見過ごされたグローバルな帝国の連鎖を浮かび上がらせる。アメリカ歴史学会ジョン・K・フェアバンク賞受賞。

内容説明

移民から「有色人種の帝国」へ。環太平洋の各地へと展開した日本人移植民の知られざる相互関係を、入植者植民地主義の概念を用いて一貫して把握。移民排斥を受けた日系アメリカ人によって帝国内外へ移転された人流、知識、技術、イデオロギーの衝撃を初めて捉え、見過ごされたグローバルな帝国の連鎖を浮かび上がらせる。アメリカ歴史学会ジョン・K・フェアバンク賞受賞。

目次

日本帝国の入植者植民地主義と環太平洋移動
第1部 太平洋地域進出の展望 一八八四‐一九〇七年(日本型入植者植民地主義の起源とアメリカ;太平洋を横断する膨張民族の先駆者たち)
第2部 海外発展の最盛期 一九〇八‐二八年(入植者植民地主義における官民の融合―太平洋にひろがるフロンティア;アメリカの移民排斥とブラジル新天地への再移民)
第3部 入植者植民地主義の先兵 一九二四‐四五年(カリフォルニアから満洲へ―アメリカ人種主義とフロンティア;ハワイ日系社会と熱帯植民地の結びつき―日本帝国統治下の台湾・南洋への再移民)
第4部 正史と未来の創造 一九三二‐四五年(アメリカ日系一世と日本帝国の膨張論;日本民族の血とその宿命)
エピローグ 日本型入植者植民地主義のゆくえ

著者等紹介

東栄一郎[アズマエイイチロウ]
1966年東京都に生まれる。現在、ペンシルベニア大学歴史学部教授。著書に『日系アメリカ移民 二つの帝国のはざまで』(飯野正子監訳、明石書店、2014年、原書は2005年、アメリカ学会清水博賞、アメリカ移民・エスニック史学会セオドル・サロートス賞、アジア系アメリカ人研究学会歴史賞受賞)

飯島真里子[イイジママリコ]
2006年、オックスフォード大学大学院博士課程修了(DPhil in Modern History)、現在、上智大学外国語学部教授

今野裕子[コンノユウコ]
2012年、南カリフォルニア大学大学院博士課程修了(Ph.D.in History)、現在、亜細亜大学国際関係学部講師

佐原彩子[サハラアヤコ]
2012年、カリフォルニア大学サンディエゴ校博士課程修了(Ph.D.in Ethnic Studies)、現在、共立女子大学国際学部准教授

佃陽子[ツクダヨウコ]
2011年、東京大学大学院博士課程修了(博士(学術))、現在、成城大学法学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

21
原著は2019年刊。日本の入植者植民地主義の思想と実践、その過程で在米日本人移民とその帰還者が果たした役割についての検討。アメリカでの排日運動でアメリカ日系社会から帰国した移民らが、再移民として満洲や台湾での植民地化・経済発展において、アメリカで培った先進的農業の専門知識や開拓経験を活かし、重要な役割を果たしていた事例などを分析。従来の歴史研究や移民研究の枠組みからは十分に拾いきれていない事象を提示している点が特徴。日本の海外発展論の歴史的なグローバル展開を改めて再考させられる。2023/09/15

takao

3
ふむ2022/12/28

Go Extreme

3
日本帝国の入植者植民地主義と環太平洋移動 太平洋地域進出の展望 1884-1907年: 植民地主義の起源と米国 太平洋を横断する膨張民族の先駆者たち 海外発展の最盛期 1908-28年: 入植者植民地主義・官民の融合 アメリカの移民排斥とブラジル新天地への再移民 日本帝国の入植者植民地主義の先兵 1924-45年: カリフォルニアから満洲へ ハワイ日系社会と熱帯植民地の結びつき 正史と未来の創造 1932-45年: アメリカ日系一世と日本帝国の膨張論 日本民族の血とその宿命 日本型入植者植民地主義のゆくえ2022/07/02

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