内容説明
格差の経済学のパイオニア。シュンペーターとケインズの融合をはじめ、現代的な問題領域の先駆者として理論に革新をもたらす一方、社会に深くかかわり、現実に即した経済学の必要を訴え続けた稀代のエコノミストの全体像を提示する。
著者等紹介
木村雄一[キムラユウイチ]
1974年生まれ。2005年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。一橋大学社会科学古典資料センター助手、埼玉大学教育学部・教育学研究科准教授、Visiting Professor of Universit´e Lumi`ene Lyon 2、Triangle‐ISH等を経て、日本大学商学部准教授、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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ニコラス・カルドア・一般均衡から経験科学へ 現実の経済社会への関心—ハンガリー→イギリス 一般均衡理論の探究ーミクロ→マクロ:均衡経済学 企業の理論と不完全競争 賃金と雇用、投機と流動性選好 戦争と戦後の国際経済秩序— 応用経済学者:戦費調達と国民所得計算、社会保障と完全雇用 国際経済秩序の再建 ケンブリッジ学派の主導者—成長と分配、法則と実証、二部門モデル:シュンペーターとケインズの融合 資本主義と経済成長 循環的・累積的因果関係論と収穫逓増 エコノミスト・カルドア—理論と実践 カルドアの遺産2021/05/10
好奇心の横断歩道を渡る!
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技術革新のパターンについて情報がないかと思って手に取った。一部分しか読んでない。良い本なんだろうと思う。求めてる情報は少なかったけど。2023/08/21