中世日本の王権神話

個数:

中世日本の王権神話

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月18日 18時01分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 452p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815809829
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C3095

内容説明

天皇の即位儀礼から、武家の始祖伝承まで。龍や狐、海人や童子、神仏や魔王が躍動し、神器や国土の由来を説く物語たち―。中世の権力は、自らの「正統」を示す数多の縁起説話によって支えられていた。即位法にまつわる宗教テクストや幸若舞などの芸能から豊かな王権神話の水脈を探る、永年の探究の到達点。

目次

中世王権神話テクストの諸位相
第1部 儀礼と王権―即位潅頂と即位法(宝珠と王権―中世王権と密教儀礼;慈円と王権―中世王権神話をうみだす主体;慈童の誕生―天台即位法の成立をめぐって)
第2部 芸能と王権―舞曲の世界から(辰狐と王権―『入鹿』の成立;海人と王権―『大織冠』の成立;八幡縁起の系譜―『百合若大臣』の世界から)
第3部 歴史と王権―変貌する日本紀(中世日本紀と王権―即位法と三種神器説をめぐって;日本紀の再創造―『春秋暦』から『秋津嶋物語』へ;魔王との契約―第六天魔王神話の文脈)
中世王権神話の水脈

著者等紹介

阿部泰郎[アベヤスロウ]
1953年横浜に生まれる。1981年大谷大学大学院文学研究科博士課程満期退学。名古屋大学大学院人文学研究科教授等を経て、龍谷大学文学部教授、名古屋大学名誉教授・高等研究院客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

48
中世において神話は独特の解釈を持っている。本書はその中世神話を王権との関係から論じた一冊。正直、東寺の舎利、穆王と慈童、鎌と鎌足や海中の珠、八幡神、三種の神器の解釈、そして第六天魔王との契約と魅力的な主題が多すぎる。以前『中世神話』を読んだ時は古代の神話の再解釈が多いように感じたのだが、本書を読むと慈童説話由来の法華経と王権の関係とか伊勢神宮に僧尼が入れない理由と第六天魔王等、独自の神話が生まれている事に気付かされる。中世というと闇を連想するけど、その闇が凝ったような神話群、教えられること多かったです。2021/02/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15404699
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。