家族の命運―イングランド中産階級の男と女1780~1850

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家族の命運―イングランド中産階級の男と女1780~1850

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  • サイズ A5判/ページ数 520p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815809553
  • NDC分類 361.84
  • Cコード C3022

内容説明

現在、没落を言われる「中間層」は、どのように形成されたのか。―経済・政治・社会が急激に変動する産業革命の中心国を舞台に、家族とジェンダーに注目し、そのイデオロギー・制度・実践を、さまざまな男女の生き様を通して、鮮やかに描き出す。

目次

第1部 宗教とイデオロギー(「必要なただひとつのこと」―宗教と中産階級;「あなたがたは皆、キリスト・イエスにあって一つだからである」―男性、女性、宗教;「徳を養う場所」―家庭重視イデオロギーと中産階級)
第2部 経済構造と経済機会(「中庸なる資産」―男性、女性、財産;「男なら行動しなければ」―男性と企業;「隠れた投資」―女性と企業)
第3部 日常生活―作動するジェンダー(「わが家族は小世界」―家族の構造と関係;「わが炉辺」―中産階級の家庭の創造;「そびえたつ松と絡みつくブドウの木」―中産階級のなかでジェンダーを受け入れる;「向上のとき」―男性、女性、公共圏)

著者等紹介

ダヴィドフ,レオノーア[ダヴィドフ,レオノーア] [Davidoff,Leonore]
1932‐2014。エセックス大学社会学名誉教授(故人)。1989年にはGender and History誌を創刊するなど、長年にわたってイギリスの女性史、家族史、ジェンダー史研究をリードし、「ジェンダー史発展の母」と称えられた

ホール,キャサリン[ホール,キャサリン] [Hall,Catherine]
1946‐。ロンドン大学ユニヴァーシティ・カレッジ歴史学名誉教授。19世紀から20世紀にかけてのイギリスを帝国、ジェンダー、階級を基軸として捉えなおす研究で知られる

山口みどり[ヤマグチミドリ]
1969年生まれ。現在、大東文化大学社会学部教授

梅垣千尋[ウメガキチヒロ]
1973年生まれ。現在、青山学院女子短期大学現代教養学科教授

長谷川貴彦[ハセガワタカヒコ]
1963年生まれ。現在、北海道大学大学院文学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

 本の紙魚

3
イギリス中産階級の文化について参考になるかと読んでみたが、思ったよりかなりジェンダー論よりの学術書。中産階級がキリスト教と利益追求主義をどう組み合わせて「理想の家族像」を作り上げたかを説明している。女性には、信仰深く、夫の仕事を手伝い、子どもを産み育て、使用人たちを啓蒙することが求められたそうで…なかなかの無理ゲーだ。少し前の日本にもあった価値観だし、お国は違うけど「風と共にさりぬ」のスカーレットが憧れた母親像もこれ。病気の流行や将来不安という背景から心の拠り所を求めた結果が家族の理想化というのが面白い。2021/04/12

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