帝国後のインド―近世的発展のなかの植民地化

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帝国後のインド―近世的発展のなかの植民地化

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  • サイズ A5判/ページ数 438p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815809393
  • NDC分類 225.05
  • Cコード C3022

内容説明

なぜ英領となったのか?ムガル帝国の衰退と後継国家の群雄割拠のもと生じた在地の大変動を、初めて現地語史料からとらえ、中間層権力をめぐる状況の変遷から植民地化の起源を解明、イギリス統治政策の浸透過程を丹念にたどるとともに、近代インドを近世史の発展との連続性のなかに位置づける。

目次

「18世紀問題」とインド史上の近世
第1部 前植民地期インド西部の農村社会(ムガル帝国後継国家の成立―マラーター同盟の版図拡大と挫折;マラーター同盟の地方支配―政府の統治と在地の自治の拮抗;マラーター同盟の軍事改革―インダプール郡での軍馬育成 ほか)
第2部 インド西部の社会経済変化と植民地化(イギリス東インド会社の進出とマラーター同盟との対立;植民地化前夜の在地社会の混乱と変化;在地流通ネットワークの存続―通関税記録による地方経済の分析)
第3部 新地税制度の導入と植民地政策の浸透(植民地期初期の行政再編―ボンベイ管区体制の成立とジャーギール制のゆくえ;ボンベイ管区における新地税制度の導入と展開)
インドからみる植民地化―近世の長期変動の中で

著者等紹介

小川道大[オガワミチヒロ]
1981年生まれ。2005年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。2013年プネー大学(インド)大学院歴史学科博士課程修了。人間文化研究機構「現代インド地域研究」東大拠点研究員、ジェトロ・アジア経済研究所地域研究センター研究員等を経て、金沢大学国際基幹教育院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

23
ムガル帝国が衰退を始めるアウラングゼーブ帝の死(1707年)から帝国滅亡(1858年)における長期変動と植民地化の関係を考察。国家と在地社会との関係性の変化に焦点を当て、インド史からの視点で植民地化を再検討する試み。◇プネー大学への博論が基になっているようだ。インド西部、インダプール郡の税制史資料をはじめ、マラティー語資料と相当格闘したのだろう。税の徴収における統治の主体とその変遷を詳細に検討する事で、ライヤットワリー制の導入と展開に見られるインド植民地化の複雑さを提示している。◆研究者向け。専門性高し。2020/02/09

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