尖閣問題の起源―沖縄返還とアメリカの中立政策

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  • サイズ A5判/ページ数 338,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815807931
  • NDC分類 329.23
  • Cコード C3031

内容説明

東アジアを揺るがす危機の核心。尖閣はなぜ領土問題化したのか。日米台中の複雑な動きを詳細に叙述、妥協困難な問題として浮上する過程を鮮明に描き出す。日中危機を根源から理解するための必読の成果。

目次

序章 尖閣問題とアメリカの「中立政策」
第1章 尖閣諸島の歴史
第2章 アメリカの占領・統治下の沖縄と尖閣諸島
第3章 国連ECAFEの調査と尖閣問題の起源
第4章 沖縄返還交渉とアメリカの「中立政策」
第5章 沖縄返還協定と日本国内および関係諸国の反応

著者等紹介

エルドリッヂ,ロバート・D.[エルドリッジ,ロバートD.] [Eldridge,Robert D.]
1968年、アメリカ・ニュージャージー州に生まれる。1990年バージニア州リンチバーグ大学国際関係学部卒業。1999年、神戸大学大学院法学研究科博士課程修了(政治学博士)。サントリー文化財団フェロー、平和・安全保障研究所研究員、大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授、在沖縄米軍海兵隊政務外交部次長などを経て、現在、法政大学沖縄文化研究所国内研究員。著書に『沖縄問題の起源―戦後日米関係における沖縄1945‐1952』(名古屋大学出版会、2003年、サントリー学芸賞、アジア太平洋賞特別賞)他

吉田真吾[ヨシダシンゴ]
1981年生。2010年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了、博士(法学)。現在、名古屋商科大学コミュニケーション学部専任講師

中島琢磨[ナカシマタクマ]
1976年生。2006年九州大学大学院法学府博士後期課程修了、博士(法学)。現在、龍谷大学法学部准教授。著書に『沖縄返還と日米安保体制』(有斐閣、2012年、毎日出版文化賞、サントリー学芸賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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coolflat

7
尖閣問題の起源は、尖閣諸島を含む沖縄返還交渉に遡る。沖縄返還交渉と時期を同じくして、尖閣周辺に石油などの天然資源が埋蔵されていることが分かる。そのために台湾、続けて中国が尖閣の領有権に対する関心を強め始める。今日の状況からすると意外だが、元々、尖閣問題は台湾と日本の間で発生したものだった。こうした中で米国が一貫してとったのが、曖昧的中立政策だった。米国は終始、日本に返還するのは「施政権」のみで、「領有権」については、中立の立場をとり続けた。なぜなら、日本、台湾どちらも米国の同盟国という背景があったからだ。2015/07/24

犬養三千代

0
起源は 沖縄返還時のアメリカの曖昧な態度。そしてそれを増幅してきたのが 日本政府の防衛努力を怠ってきたこと。公式調査も行わず、渡ることすら制限している。いったい、何処の領土だろうか?2017/04/13

ミッキー

0
関連する登場者が網羅されていて、参照出来る。また、事実が丹念に追われているので、自分で判断する材料になります。諸説ある問題だけに読んで良かったです。2015/06/21

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