海の近代中国―福建人の活動とイギリス・清朝

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海の近代中国―福建人の活動とイギリス・清朝

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  • サイズ A5判/ページ数 472,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815807191
  • NDC分類 319.220
  • Cコード C3022

内容説明

貿易、海賊・海難、移民など、清末中国の「海の歴史」に注目し、福建人の活動とイギリスの役割を焦点に、漢文・英文史料を博捜することで、アヘン戦争の再定義を含め、歴史像を刷新する労作。

目次

第1部 清朝の沿海秩序の崩壊―開港前(〓(びん)粤沿海民の活動と清朝―アヘン戦争前夜におけるアヘン貿易活動を中心に
零丁洋と広州のあいだ―一八三〇年代カントンアヘン貿易の利権
清朝と漢奸―アヘン戦争時の福建・広東沿海民対策を中心に)
第2部 華南沿海秩序の再編―一九世紀中葉(〓(びん)粤海盗とイギリス海軍―一九世紀中葉、福建沿海における海賊問題
難破した「夷狄」―一九世紀後半、華南における海難対策の変容
秘密結社と華人―五港開港期、廈門における華人と小刀会の乱
誘拐する人・される人―一九世紀中葉廈門における苦力貿易の盛衰)
第3部 貿易の変動と華人の行動―世紀転換期(アジア間競争の敗者―清末廈門における交易構造の変動;善堂とアヘン―一九世紀後半、廈門におけるアヘン課税問題;利用される「帝国」―清末廈門における英籍華人問題)

著者等紹介

村上衛[ムラカミエイ]
1973年静岡県浜松市に生まれる。1997年東京大学文学部卒業。1999年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。同大学院博士課程、京都大学人文科学研究所助手、横浜国立大学大学院国際社会科学研究科助教授、同准教授を経て、京都大学人文科学研究所准教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BLACK無糖好き

25
清末(1830年代〜20世紀初頭)の華南における「海の歴史」を福建人の活動を通して多面的に検討。焦点は、①アヘン貿易・開港場貿易をはじめとする取引での仲介者の機能、②海賊・海難といった沿海の社会の対応、③中国近代におけるイギリスの役割の再検討。清朝が沿海秩序再編のためいかにイギリスを利用したかは、国家間の枠組み中心の中英関係史からはあまり見られない。又、英籍華人の中国での活動に対する清朝地方官やイギリス領事の対応などから、東南アジアにおける華人商会設立の背景までも導き出す。ミクロの視点も大事だなと痛感。2019/12/15

hideaki

0
一読して、中国の理解に欠かせない本だと思った。2014/04/30

takao

0
ふむ2025/03/21

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