内容説明
人類史上、未曾有の規模と速度で環境改変が進行した20世紀とは何だったのか。地球の各圏域―岩石圏、土壌圏、大気圏、水圏、生物圏―で生じた変化の全容を、同時代の政治・経済・科学技術との密接な影響関係とともに明らかにする。「歴史学と生態学の統合」を目指すグローバル環境史の名著。
目次
プロローグ―浪費の世紀の特徴
第1部 地球圏のミュージック(岩石圏と土壌圏―地殻;大気圏1―都市の歴史;大気圏2―地域史とグローバル史;水圏1―水利用と水汚染の歴史 ほか)
第2部 変化のエンジン(人口増加と都市の拡大;エネルギー、技術、経済;アイデアと政治;エピローグ―ではどうするか)
著者等紹介
マクニール,J.R.[マクニール,J.R.][McNeill,John Robert]
1954年にシカゴに生まれる。デューク大学で博士号を取得し、現在はジョージタウン大学教授。主に環境史の分野で精力的に研究を続けている。Something New Under the Sun:An Environmental History of the Twentieth‐Century World(2000)でWorld History Association book prizeを受賞
海津正倫[ウミツマサトモ]
1947年生、奈良大学文学部教授、名古屋大学名誉教授
溝口常俊[ミゾグチツネトシ]
1948年生、名古屋大学大学院環境学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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陽香
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