内容説明
鋭く核心を衝く洞察により、人間の営みの全体を描ききった巨編、遂に完結。共和政を崩壊に導くとともに、地中海世界からヨーロッパとアジアにわたる新しい世界帝国を基礎づけたカエサル。全4巻のクライマックス。
目次
第5編 軍事君主政の成立(マルクス・レピドゥスとクィントゥス・セルトリウス;スッラ型の復古支配;寡頭政の崩壊とポンペイウスの支配;ポンペイウスと東方;ポンペイウス不在中の党派の争い;ポンペイウスの帰還と王位希求者の連携;西方の征服;ポンペイウスとカエサルの共同支配;クラッススの死と共同支配者の決裂;ブルンディシウム、イレルダ、ファルサロス、そしてタプスス;古い共和政と新しい君主政;宗教、教養、文学、芸術)
著者等紹介
長谷川博隆[ハセガワヒロタカ]
1927年東京都に生まれる。1953年東京大学文学部西洋史学科卒業。名古屋大学文学部教授、中部大学教授などを経て、名古屋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 漢簡語彙考証