出版社内容情報
アメリカ経済学はいかにして今日の地位を築き得たのか? 建国期の躍動感あふれる初期経済
学から、最新理論までを包括的に叙述、現代世界に圧倒的な影響を与えるアメリカ経済学の源
流とその多様な展開を示し、激しい理論的角逐の底に流れるアメリカ独自の世界を一望する好
著。
目次:
プロローグ
第8章
内容説明
建国期の躍動感あふれる初期経済学から最新理論までを包括的に叙述、現代世界に圧倒的な影響を与えるアメリカ経済学の源流とその多様な展開を描く待望の通史。
目次
建国初期の経済思想―ハミルトン体制とトマス・ジェファスン
北東部および南部自由主義経済学―J.マクヴィッカーとT.クーパー
アメリカ資本主義成立期の経済思想―「アメリカ体制」派経済学の展開
アメリカ資本主義の確立と独占段階の経済学(新しい流れと近代経済学の成立・展開;制度派経済学の形成と展開)
「黄金の1920年代」、大恐慌、およびニューディール
ニューディール期のアメリカ経済学―破産と革新
ケインズ経済学の導入とケインズ派経済学の盛衰
新制度派経済学の展開―C.E.エアーズとJ.K.ガルブレイス
制度主義経済学の新しい流れ
著者等紹介
田中敏弘[タナカトシヒロ]
1929年神戸市に生まれる。1953年大阪商科大学卒業、関西学院大学経済学部助手。1959‐61年米国シラキュース大学およびコロンビア大学大学院に留学(MA)。1974‐75年グラスゴウ大学、ケンブリッジ大学客員研究員。関西学院大学教授を経て、現在、関西学院大学名誉教授(経済学博士)
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