出版社内容情報
シェイクスピアからディケンズにいたるイギリス文学の代表的テクストを読み解
くことによって、近代における欲望のホモソーシャル/ヘテロセクシュアルな体制
と、その背後に潜む「女性嫌悪」「同性愛恐怖」を掴み出し、文学・ジェンダー研
究に新生面を拓いた画期的著作。
目次:
序章/第1章 ジェンダーの非対称性と性愛の三角形/第2章 恋する白鳥/第3
章『田舎女房』/第4章 『センチメンタル・ジャーニー』/第5章 ゴシック小
説に向けて/第6章 代行された殺人/第7章 テニスンの『王女』/第8章 『
アダム・ビード』と『ヘンリー・エズモンド』/第9章 ホモフォビア・女性嫌悪
・資本/第10章 後門から階段を上って/結び 二〇世紀に向けて
内容説明
ホモソーシャルな文学。シェイクスピアからディケンズにいたる代表的テクストを読み解くことによって、近代における欲望のホモソーシャル/ヘテロセクシュアルな体制と、その背後に潜む「女性嫌悪」「同性愛恐怖」を掴み出し、ジェンダー研究に新生面を拓いた画期的著作。
目次
第1章 ジェンダーの非対称性と性愛の三角形
第2章 恋する白鳥―シェイクスピア『ソネット集』の例
第3章 『田舎女房』―男性のホモソーシャルな欲望の解剖モデル集
第4章 『センチメンタル・ジャーニー』―セクシュアリズムと世界市民
第5章 ゴシック小説に向けて―テロリズムとホモセクシュアル・パニック
第6章 代行された殺人―『義とされた罪人の手記と告白』
第7章 テニスンの『王女』―七人兄弟にひとりの花嫁
第8章 『アダム・ビード』と『ヘンリー・エズモンド』―ホモソーシャルな欲望と女性の歴史性
第9章 ホモフォビア・女性嫌悪・資本―『我らが共通の友』の例
第10章 後門から階段を上って―『エドウィン・ドルードの謎』と帝国のホモフォビア
結び 二〇世紀に向けて―ホイットマンのイギリス人読者たち
著者等紹介
亀沢美由紀[カメザワミユキ]
東京都立短期大学助教授
上原早苗[ウエハラサナエ]
名古屋大学言語文化部助教授
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