出版社内容情報
最新の鮮明なX線CT,MRIなどの画像を満載した臨床医学入門書。放射線
領域のみならず、臨床医学全般にわたって知っておくべき知識を厳選・整理して
提示する。遺伝子治療、臓器移植、介護保険など現代の医療問題や医療倫理の記
述も盛り込んだ放射線技士養成に最適のテキスト。
目次:
序章 臨床医学概論/1章 疾患の分類・1器質的疾患と機能的疾患・2原因別
にみた諸疾患・3臓器別にみた諸疾患・4種々の症候群・5いわゆる「成人病」
・6国際疾病分類/2章 疾病の症状と診断・1自覚的及び他覚的症状、病歴、
診断・2各種の検査法・3集団検診(集検)「人間ドック」・4死の診断「脳死
」・5疾病または患者の転帰と予後/3章 疾患の治療・1原因療法と対症療法・
2薬物療法・3栄養療法・4透析療法・5手術療法・6麻酔・7救急医療・8放
射線療法・9Interventional Radiology・10理学療法・11リハビリテーショ
ン・12精神療法・13新しい治療手段/4章 発展する医療・1無菌処置・2診
断、治療に伴う合併症、副作用、「医原性疾患」・3プライマリ・ケア・4磁気共
鳴画像診断法・5最近の医用画像、特に画像のディジタル化について・6遺伝子治
療/5章 医療と社会・1介護保険制度について・2医療保険制度について・3イ
ンフォームド・コンセントについて・4臓器移植をめぐる議論・5医の倫理
内容説明
『臨床医学概論』の初版が刊行されたのは1984年のこと。4年後の1988年に一度改訂されたが、それから早くも10年以上の歳月が流れた。この間、医療現場において少しずつではあるが、絶え間ない変化が見られる。この新版では、そのような医学医療の進歩と変革に合わせて内容の一部を改訂し、また追加した。すなわち、新しい装置を用いて得られた鮮明な画像を掲載し、さらには最近の医学医療の進歩の一端を追加した。さらに、医療は社会との関連を切り離すことができないものであるので、「医療と社会」という章を新たに設けた。
目次
序章 臨床医学とは
1章 疾患の分類(器質的疾患と機能的疾患;原因別にみた諸疾患 ほか)
2章 疾病の症状と診断(自覚的及び他覚的症状、病歴、診察;各種の検査法 ほか)
3章 疾患の治療(原因療法と対症療法;薬物療法 ほか)
4章 発展する医療(無菌処置;診断、治療に伴う合併症、副作用、「医原性疾患」 ほか)
5章 医療と社会(介護保険制度について;医療保険制度について ほか)