出版社内容情報
日本では、年間約4万件の人工心肺を用いた心臓手術・大動脈手術が行われてい
る。本書は、手術に対応した体外循環の実際、その病態生理、新しく開発された人
工心肺に関係する機械装置・計測機器など最新の知見を盛り込んだ手引書である。
医師、臨床工学技士、看護婦、必携。
目次:
第Ⅰ章 人工心肺開発の歴史/第Ⅱ章 血液ポンプ/第Ⅲ章 人工肺/第Ⅳ章 人
工心肺回路ならびに生体との接続/第Ⅴ章 体外循環とモニター/第Ⅵ章 体外循
環の適正灌流量/第Ⅶ章 体外循環と低体温法/第Ⅷ章 体外循環の病態生理/第
Ⅸ章 心筋保護法とその注入回路/第Ⅹ章 人工心肺操作の実際/第ⅩⅠ章 乳幼
児の人工心肺操作/第ⅩⅡ章 大動脈手術の体外循環/第ⅩⅢ章 大動脈内のバル
ーンパンピングと補助循環/第ⅩⅣ章 補助人工心臓/第ⅩⅤ章 体外循環をめぐ
る諸問題/第ⅩⅥ章 体外循環の合併症と対策/第ⅩⅦ章 人工心肺の将来/付表
1 開心術に用いられる主な注射薬/付表2 開心術に用いられる
主な輸血、成分輸血
内容説明
進歩した手術に対応する体外循環の実際、新しく開発された人工心肺に関係する機械装置、体外循環に使用される計測機器、また大きく進歩した呼吸循環の補助装置、さらに人工心肺を用いた体外循環の病態生理の新しい知見など、人工心肺をめぐる最近の進歩を本書にまとめた。
目次
人工心肺開発の歴史
血液ポンプ
人工肺
人工心肺回路ならびに生体との接続
体外循環とモニター
体外循環の適正灌流量
体外循環と低体温法
体外循環の病態生理
心筋保護法とその注入回路
人工心肺操作の実際〔ほか〕